
海外導入事例
- ルーセント・テクノロジーズ社(Lucent Technologies)
会社概要

フォーチュン100に選ばれるルーセント・テクノロジーズ社は、次世代コミュニケーションネットワークを実現するシステム、サービス、ソフトウェアを設計、提供しています。2001年初め、通信業界の景気低迷の煽りを受け、市場コストと経営コストの大きな圧力に苛まれていました。独立採算で運営される数多くの部門や地域が世界中に存在し、同社の購買部門は分散化されていました。また、社内には複数の既存システムがあり、調達・購買業務は手作業で処理されていたため、ルーセント社のサプライチェーンネットワーク(SCN)を担当する部門にとって、大きな負担になっていました。
販売促進費(SG&A)を抑えて純利益を改善

市場や組織の大きな変化を経験したことがきっかけとなり、経営者のトップダウンによるコスト削減及び支出管理への取り組みが全社規模で稼動しました。革新的な考えを持った経営陣は、間接材購買費を抑えることで最終利益を改善することができるという点に着目し、企業活動において重要な位置づけではない商材の支出の価値を高めるとともに同分野のコストを抑えることを目指しました。
この目標を達成するために、企業活動で重要度の低い販売促進費(SG&A)の支出管理を外部に委託し、サプライチェーンネットワークの部門が企業の中核となるビジネスに注力できる体制を整えることにしました。また、サプライチェーンネットワーク部門は、企業の固定費を変動費にシフトさせることが急務だと考え、購買業務を外部に委託することを視野に入れ、間接材支出の管理と全ての購買業務にベストプラクティスを取り入れることで企業の利益を改善する戦略計画を立て、それを実行できるベンダーを探していました。
重要度の低い商材、購買プロセスを管理できる購買業務の委託

ルーセント社は、14の間接材商材の管理をAriba に委託することを決定しました。その14の商材は、北米、欧州、アジア地域における広告、印刷、販促、IT、設備投資、リース、燃料、環境衛生、安全、福利厚生、サービス、通信、旅行、人材派遣、アフターサービス、産業用品および設備、農業用品および設備等が含まれています。
Aribaは、支出分析から商材の調達、サプライヤとの交渉、支出におけるコンプライアンス、購入申請管理、請求書処理、カタログ作成、サプライヤの展開支援(サプライヤ エネイブル)、ヘルプデスク、ホスティングに至るまで、全ての業務をルーセント社に代わって遂行し、11ヶ月間で30カ国、900拠点にAriba Buyer™ (購買管理ソリューション)を導入することに成功しました。
大幅な利益改善

単発購買を減らして指定のサプライヤからの購買を促進し、業務効率を改善したことで、ルーセント社は、大幅な利益改善を達成することができました。
コスト削減の達成だけでなく、トランザクション管理センターの数を、欧州で16ヵ所から2 ~1ヵ所へ、米国では1ヵ所に集約し、トランザクションにかかる処理時間を3週間から約2日間に大幅に短縮するなど、業務の効率性を向上させることに成功しました。ルーセント社は、AribaとCAPSが共同で実施している電子購買のベンチマークプログラムで、常に上位4分の1位にランク入りしています。Purchasing Magazine誌においては、ルーセント社のサプライチェーン管理および購買業務における先進的なリーダーシップが認められ、2002年最優秀賞(Purchasing's Medal of Excellence in 2002)を授与しました。
ルーセント・テクノロジーズ社について

ルーセント・テクノロジーズ社は、次世代コミュニケーションネットワークを実現するシステム、サービス、ソフトウェアを設計、提供しています。ルーセント社のサプライチェーンネットワーク(SCN)グループは、世界中のルーセントのお客様に提供するルーセントソリューションのプロビジョニングをエンドツーエンドに監督しています。サプライチェーンネットワークは、サプライヤおよびサプライチェーンの設計・管理、製品設計、テストおよび部品設計、購買、生産、物流、配送、アウトソーシングおよび委託製造といった全ての管理・監督を任されています。米国、ニュージャージー州、Murrayに本社を置くルーセント・テクノロジーズ社について、さらに詳しい情報は、http://www.lucent.comをご覧下さい。
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